2023年10月22日、徹底批判・防衛省作成「防衛力の抜本的強化に関するQ&A」を発表しました

カテゴリ:意見書,戦争法制,明文改憲

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徹底批判・防衛省作成「防衛力の抜本的強化に関するQ&A」

 

はじめに
 昨年12月16日、岸田政権は、新たな国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の3文書 以下「安保3文書」を改定しました。
 そこでは、「防衛力の抜本的強化」の名のもと、「反撃能力」 「敵基地攻撃能力」
 保有や5年間で43兆円とされる軍事費の大幅増など、戦後日本の安全保障政策を大転換させる内容が掲げられています。
 岸田政権は、かかる抜本的強化について、「戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、国民の命と平和な暮らしを守るため」と説明していますが、本当に「防衛力の抜本的強化」によって平和を実現することができるのでしょうか。
 この点に関し、2023年3月、防衛省が「なぜ、いま防衛力の抜本的強化が必要なのか」と題する文書を公表し、その中でQ&A形式で「防衛力の抜本的強化」の必要性を説いているので、この各回答(A nswer に批判的検証を加えることで、いま「防衛力の抜本的強化」が求められているどころか、これが東アジア地域の軍拡競争や軍事的緊張を激化さ せ、私たちの命や平和な暮らしを脅かす危険な代物であることを明らかにしたいと思います。
防衛省「なぜ、いま防衛力の抜本的強化が必要なのか」
https://www.mod.go.jp/j/policy/agenda/guideline/pamph/index.html#page=14

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