2021年2月7日、少年法「改正」考えるオンラインシンポジウムを開催しました!
カテゴリ:活動報告
2月7日午後1時30分~自由法曹団と全司法労働組合は共催で『少年法「改正」の問題点~厳罰化で少年犯罪にとりくむ現場はどうなるのか」というテーマでオンラインシンポジウムを開催しました。
法制審少年法・刑事法部会元委員の山崎健一弁護士より、審議の経緯と議論の内容、答申の問題点について報告があり、今国会で「改正法案」を成立させようという与党の動きに対し反対の声をあげようと述べました。
また家庭裁判所の元調査官の横山勝さん、伊藤由紀夫さんより少年事件の事例について報告があり、改正された場合、調査はしにくくなり、少年が社会に出ていけるようにするという考えが裁判所の中から失われていくとの指摘がありました。
最後に、山添拓参議院議員から挨拶があり、「この問題を多くの人たちに知ってもらいたい。議論を重ねる必要がある大事なテーマなので、国会でも徹底した審議で追い込みたい。」と語りました。
シンポジウムの参加者は67名でした。