2016年5月3日、千葉・銚子事件の本が出ました!
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「なぜ母親は娘に手をかけたのか」〜居住貧困と銚子市母子心中事件〜
井上英夫・山口一秀・荒井新二 編著
A5判並製/128頁
定価 本体1,000円+税
発行日 2016年5月 3日
安心して住み続けられる住居を追われたとき、あなたならどうしますか?
離婚して年頃の中学生の娘を抱えた母親が、日々の生活苦から家賃を滞納、県から公営住居を追われるという窮状に直面してしまい、自殺を考えながら、ついには愛する娘を手にかけてしまった。
この悲惨な事件はなぜ起こったのか。
社会全体に格差・不平等が広がり、貧困が拡大・深化する中で、誰にでも起こりえる一つの象徴的な事件。
その具体的な局面や背景を明らかにし、なぜ母親は娘を手にかけたのか、このような事件が起こらない社会の在り方と仕組みづくりを提言する。
●著者紹介
[編者]
井上英夫(金沢大学名誉教授・佛教大学客員教授・「千葉県銚子市・県営住宅追い出し母子心中事件現地調査団」団長)、山口一秀(中央社会保障推進協議会事務局長)、
荒井新二(弁護士・自由法曹団団長)
[執筆者]
藤岡拓郎(弁護士・自由法曹団)
黒岩哲彦(弁護士・自由法曹団)
丸山慎一(千葉県議会議員)
湯澤直美(立教大学)
曽我千春(金沢星稜大学)
田中武士(社会福祉士・精神保健福祉士)
林 治(弁護士・自由法曹団)
前澤淑子(中央社会保障推進協議会)
藤谷加津江(全国生活と健康を守る会連合会)
坂庭国晴(住まいの貧困に取り組むネットワーク)
妹尾七重(千葉県生活と健康を守る会連合会)
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