井上教授は、2017年に最高裁判所司法研修所で判事補から判事になった約110名の裁判官に『人権を考える 住み続ける権利、人権としての社会保障、健康権を中心に』の講演をされました。 また、井上教授は、ハンセン病患者特別法廷の問題で最高裁有識者委員会座長を務められ、講演活動は、最高裁の再発予防の一環でもあります。 井上教授は、ハンセン病の方々が入所されている施設にも何度も訪問され、入所者の方々から丁寧な聴き取りをされています。 「『悲しい歴史』という言葉が今尚使われているが、そういうレベルではない。『惨い』真実を私たち国民は直視する必要がある。人権問題なのだときちっと認識する事が大事である。」とのお話がありました。 限られた時間の中で質疑応答にも全てご回答頂きました。 団員と他団体の方で19名の参加がありました。 |