沖縄拡大常任幹事会の翌日21日(日)早朝より、41名を乗せた貸し切りバスは名護市へ向けて出発しました。 稲嶺ススム候補の後援会事務所を訪れ、前日那覇市で開催された拡大常任幹事会で「オール沖縄」のたたかいに自由法曹団も連帯していくことを決めた旨伝えました。 前日の拡大常任幹事会では『安倍政権が強行する辺野古新基地建設工事の即時中止と普天間基地の即時・無条件撤去を求め、名護市長選挙において稲嶺進・現市長を全力で支援する決議』が採択されています。 団本部・各支部で集めた必勝祈願の激布や応援メッセージの書かれた色紙についても、稲嶺さんに直接手渡し激励することができました。 この日、直前までマラソン大会に出場していた稲嶺さんは、若々しいトレーニングウェアで登場。 「非常に心強い。国は市長の許可なく工事は進められないので、新基地建設を止める上でも絶対に勝たないといけない選挙である。8年間培ってきた名護市民、県民の良心は健在だ。あと2週間頑張る!」と挨拶されました。 その後は、 1. 嘉手納飛行場を見学し嘉手納爆音訴訟原告団の方から説明を受けました。 2. 普天間第二小学校の運動場視察も行い、宜野湾市教育委員会の方の説明を受けました。 バスを待つ僅かな時間でしたが、小学校OBでもある ゆい法律事務所の事務局外間さんから、この地域の子ども達が置かれている現状、基地の都合に振り回されて来た小学校の歴史などについて訊くことができました。 3. 沖縄国際大学にて、井端教授の案内でヘリ墜落事故現場の視察と校舎屋上から普天間基地を見学しました。 沖縄支部団員の皆さまのお陰で、非常に盛り沢山な密度の高い企画となりました。 実際に行って見ると、小学校でも大学でも基地が真隣に存在するという状況に改めて驚きました。 戦闘機が常に目に見える場所にあり、毎日その轟音にさらされ、窓枠が落下してきたり、ヘリが墜落してきたりという尋常ではない危険と背中合わせな生活を、沖縄に暮らす人々はあとどれくらい耐えなければならないのでしょう。 沖縄で起きていることは日本の問題です。 沖縄の未来は日本の未来です。 名護市長選挙には再び必ず勝利して沖縄を、日本を変えていかなければなりません。 (1月沖縄拡大常任幹事会で採択された決議はこちら) |