<<目次へ 団通信1340号(4月1日)
幹事長 鷲 見 賢 一 郎
はじめに
〇九年八月三〇日投開票の第四五回総選挙で反構造改革の政策をかかげた民主党が圧勝し、九月一六日民主・社民・国民新党の三党連立政権が成立し、それから七か月が経ちました。しかし、民主党政権は、この七か月間混迷と後退を繰り返し、国民の期待を大きく裏切っています。そういう中で、諸要求を実現し、憲法と平和、生活と権利が尊重される社会をつくるため、攻勢的な運動がよりいっそう重要になっています。
一 日米安保改定五〇年と米軍普天間基地即時無条件撤去のたたかい
全国注目の一〇年一月二四日投開票の名護市長選挙で、米軍基地建設反対の稲嶺進候補が基地容認の現職市長に勝利しました。ところが政府は、沖縄県民の意思を無視して、五月末までに「移設先」を決定するとして、米海兵隊キャンプ・シュワブ陸上部(名護市)案等の県内移設案を有力案としています。
民主党政権が、このように動揺、迷走し、普天間基地の移設条件付返還に固執する原因は、日米安保条約と米軍による「抑止力の維持」という呪縛から抜け出せない点にあります。普天間基地の無条件撤去を勝ち取るためには、「日米安保条約と米軍の抑止力」論の批判的検討が必要です。
また、従属的な日米地位協定改定の取組も強化する必要があります。
二 「国会改革」・衆院比例定数削減反対のたたかい
民主・社民・国民新党の与党三党は、〇九年一二月二八日、一〇年一月からの通常国会で内閣法制局長官や官僚の国会答弁を禁止する国会法「改正」や衆議院・参議院規則の「改正」をおこなうことを合意し、いま、その成立をはかろうとしています。
全国各地で、民主党主導の「国会改革」に反対し、あわせて少数政党を排除する衆院比例定数削減に反対する取組を強化する必要があります。
三 労働者派遣法抜本改正のたたかいと非正規切りに反対する裁判闘争、貧困問題に対する取組
政府の派遣法改正案は、グループ派遣の大幅容認、派遣先の労働契約申込み義務の撤廃、派遣の八割容認など、改正の名に値するものではありません。いま、派遣労働者保護の名に値する派遣法抜本改正を勝ち取るため、運動を飛躍的に強化する時です。
全国各地で、派遣労働者、期間労働者が生存をかけて裁判闘争をたたかっています。貧困問題についても、街頭相談・派遣村活動、生活保護受給支援、追い出し家対策等、精力的な取組が進められています。
四 弾圧・えん罪とのたたかい、裁判員裁判
最高裁判所第二小法廷は、葛飾ビラ配布弾圧事件について、〇九年一一月三〇日、上告を棄却し、東京高裁の罰金五万円の有罪判決が確定しました。しかし、この最高裁判決によって、ビラ配布の権利が全面的に否定されたわけではありません。国公法弾圧堀越事件は、一〇年三月二九日、東京高裁で逆転無罪判決を勝ち取りました。世田谷国公法弾圧事件は、五月一三日に東京高裁で判決が言渡される予定です。言論表現の自由を守るたたかいは、これからが正念場です。
最高裁第二小法廷は、〇九年一二月一四日、検察の特別抗告を棄却し、布川事件の再審開始が確定しました。足利事件の菅家利和さんは、一〇年三月二六日、宇都宮地裁で無罪判決を勝ち取りました。これらのえん罪事件を通じて、取調過程の全面可視化の必要性がよりいっそう明らかになっています。
〇九年八月以降、全国各地で裁判員裁判がおこなわれ、経験が積み重ねられています。被告人の権利をいかに守るか、いま、その経験を交流することが重要です。
五 攻勢的なたたかいの構築をめざして
―全体会と六つの分科会
青森・三沢五月集会では、全体会と六つの分科会を持ちます。初日の全体会では、東奥日報社の斉藤光政編集委員に「米軍三沢基地からみる日米安保の現実」(仮題)との演題で講演していただく予定です。初日・二日目の全体会で、足利事件の菅家利和さん、布川事件の桜井昌司さんに報告していただく予定です。また、初日の夜には、「菅家利和さん、桜井昌司さんを囲む会」を持つ予定です。
分科会は、「憲法・安保分科会」、「労働問題分科会」、「貧困問題分科会」、「弾圧・えん罪分科会」、「刑事裁判分科会」、「環境・公害分科会」の六つです。それぞれの分科会で、攻勢的なたたかいの構築をめざして、お互いの問題意識とたたかいの経験を交流しあいたいと思います。
六 新人弁護士学習会、事務局員交流会
新人弁護士学習会は、リレートークなどの工夫をこらし、弁護士活動に役に立つ魅力のある企画にしたいと考えています。事務局員交流会は、講演と経験交流など、法律事務所づくりの上で意義のある企画にしたいと考えています。
自由法曹団と法律事務所の活動の基礎を築くため、新人弁護士学習会と事務局員交流会に多数参加されることを呼びかけます。
おわりに
いま、私たちの目の前には、たたかい如何によっては、要求を実現し、社会を大きく変えるチャンスが広がっています。一〇年青森・三沢五月集会は、このような情勢のなかで開かれます。
社会を変え、未来を切り開くため、青森・三沢五月集会に集まり、攻勢的なたたかいをつくる研究と討論をしましょう。多数の団員・事務局員の皆様の参加を期待します。
青森県 横 山 慶 一
一 青森県内の自由法曹団の団員は七名で、東北地区でも唯一県支部がありません。また、団としてまとまった取組をすることも殆どないので、かつて一度、同じ三沢で団総会を行ったことはありましたが、五月集会を開催するのは初めてのことです。
五月下旬の青森県内は、新緑の美しい季節です。特に、会場となる三沢市から車で一時間半程度でいける八甲田山のブナの新緑は特に美しいものです。
宿泊場所となる「古牧温泉青森屋」は、かつて団総会を行った場所で、青森県内で一番の収容人数を誇る温泉宿泊施設であり、参加者全員が宿泊できるとともに、全員で懇親会を行うことのできる施設です。
二 団員七名で十分な準備ができるか不安のあるところですが、精一杯の努力をして、参加していただける団員の方に喜んでいただけるような集会にしたいと考えております。
なお、五月集会のメイン会場となる三沢市公会堂は三沢駅から車で一〇分程度です。新幹線の八戸駅や青森空港からのアクセスについても準備をしたいと考えています。
三 開催地となる三沢市は、全国的には基地の街として有名で、今回の日帰り旅行、一泊旅行では、三沢基地関連のイベントも考慮しています(詳細は別稿)。
しかし、三沢市には、ラムサール条約登録湿地でもある「仏沼」があるなど他の見所も少なくありません。また、海猫の繁殖地にもなっている蕪島等の青森県の南部地方の観光地へのアクセスも便利で、下北半島・恐山へも車で二時間程度で行くこともできますので、五月集会終了後は、観光も楽しんで頂ければと思います。なお、環境問題に関心のある方は、核燃施設のある六ヶ所村にも、車で一時間程度で行くこともできます。
四 青森県では、例会や団としてまとまった取組をすることは殆どありませんが、労災や消費者、人権問題等で集団訴訟をする際などは、団員が中心となり、団員以外の弁護士を加えて弁護団の結成をしたり、憲法や消費者問題等での弁護士会活動においても、中心的な役割を担っており、団員一人一人の力量は、他の県の団員と比しても遜色のないものだと思っています。
五 青森県内の団員は、微力ながらも個々の持てる力を生かして、五月集会が成功裏に開催できるように準備を進めております。
ぜひ、団員のみなさまの参加を心よりお待ちしております。
青森県 葛 西 聡
半日旅行コース(一泊旅行一日目)
今年の五月集会オプショナルツアー一日目(半日旅行のコースでもあります)は、基地の街・三沢の見学コースです。
沖縄密約問題や普天間基地移設など、日米軍事同盟の強化再編とどう向き合うかが鋭く問われている今日、生の「現場」の一つを体感できる機会です。見学には、ご案内役として、基地・安保問題の取材・調査活動で高い評価を得ている斉藤光政さん(早稲田ジャーナリズム大賞などを受賞されています)に同行していただき、見学のポイントや背景・近年の動向などについても解説していただく予定です。
集会会場でお弁当昼食の後出発、三沢基地ゲートへ。三沢基地は、面積にして三沢市の約八分の一を占めるとも言われ、米軍人・軍属と家族等が約一万人住んでいます(三沢市の人口は約四万三〇〇〇人)。基地の中には入れませんが、三沢は基地の外・街の中にも「アメリカ」の存在を感じさせます。基地ゲートのすぐ近くには、中心商店街の再生を図るため開発されつつある「アメリカ村」が。バスでの移動途中には、基地内の米軍住宅に入居せず市街地で暮らす米軍関係者のための住宅が。基地を大きく東へ回り込み、青森県立三沢航空科学館へ向かいます。屋上展望台からは三沢基地の大部分を望むことができます。広場には米軍F16や自衛隊T2(ブルーインパルス)の展示も。
航空科学館への移動中には、遠く小川原湖のほとりに「ゾウのオリ」と呼ばれる巨大なアンテナが見えます。「ゾウのオリ」の他にも「エシュロン」システムに利用されていると見られるパラボラアンテナが設置されており、三沢基地はアジア最大の戦略情報基地の一つでもあります。
半日コースの皆さんは、この後「斗南藩観光記念村」(道の駅)へ。戊辰戦争に敗れ所領を没収された会津松平家が現在の下北と南部の一部に移転させられたのが「斗南藩」ですが、旧藩士たちが開墾により日本初の近代洋式牧場を開いた地です。開拓当時の様子を再現した「開墾村」など、往時の開拓者の苦労がしのばれます。
一泊旅行コース
一泊コースの皆さんは、航空科学館見学の後、「奥入瀬渓流ホテル」へ宿泊です。渓流のせせらぎを背景にごゆっくりおくつろぎ下さい。翌朝午前は、「住まば日の本、遊ばば十和田、歩きゃ奥入瀬の三里半」(大町桂月)と讃えられる奥入瀬渓流の散策を。奥入瀬はまさに新緑の時期、行き交う人々までも緑に染めるブナやカツラの新芽や、奥入瀬川の千変万化の水の流れを堪能して下さい。自然遊歩道の散策は約二時間程度を予定しています。午前一〇時ころに奥入瀬を後にして、十和田湖を一望できる「御鼻部山」へ向かいます。御鼻部山はカルデラ湖である十和田湖を囲む外輪山の一つで標高一〇一〇m。ここの展望台は十和田湖を望める展望台の内で最も高いものです。
この後、バスは弘前へ向かいます。桜の名所として全国的にも有名な弘前ですが、今年は弘前城築城四〇〇年です。三層の天守、三棟の櫓、五棟の櫓門が現存しており、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭としては関東以北では唯一といってよいでしょう。葉桜に囲まれた城郭・遺構に触れ、四〇〇年の歴史を感じていただければ幸いです。
埼玉支部 上 田 月 子
二〇一〇年三月一五日、午後五時から午後八時まで、新宿駅西口にて、自由法曹団本部は全労連とともに、労働者派遣法改悪阻止のために街宣行動を行いました。私が弁護士になって以来、初めて参加した街宣行動だったので、参加の感想を述べたいと思います。
午後五時頃、新宿駅南口の改札を出て、西口方面に向かって歩きました。西口に近づくと、力強い男性の、聞き覚えのある声が聞こえてきました。私は、「やってる、やってる。」と祭りに参加するようなわくわくした気分で現場に到着し、ビラを受取りました。半分に折って渡した方が受取りが良いというアドバイスを受け、ビラを半分に折りました。確かに、折って渡した方が受け取りが良かったです。もっとも、修習生時代に、原宿や渋谷で街宣行動のお手伝いをさせていただいたときは、ポケットティッシュに折込ビラを予め差し込んでおき、そのティッシュを渡していました。その受取り具合に比べると、ビラのみである今回の受取りは良いとはいえませんでした。
しかし、通行人は九割以上の人が演説に興味を示し、街宣車の方を見ていました。「これ、何?」と日本人一人、フランス人一人に聞かれました。ともに四〇〜五〇歳代男性でした。日本人に、「派遣法を改正しようという動きがあって、でも抜け穴だらけなんです。」と説明すると、「でも、少しはましになるんだろ。抜け穴のない法律なんてないよ。」と言われました。そこで、「でも、半端じゃない抜け穴なんですよ。むしろ改正しない方がましな位の抜け穴なんです。」と再説明しました。フランス人には、英語で聞かれました。派遣法の英訳が分からなかったので、Part-timer's lawとしてしまいました。Dispatched worker's lawが正解でしょうか?「日本は派遣法を改正しようとしているんですが、不十分な改正なので、人々にそのことを知らせようとしているんです。」と説明しました。すると「分かるよ。僕らもサルコジのやり方は間違ってる、ってよく抗議するんだ。」と言っていました。
新宿駅西口、労働者派遣法改悪阻止、というキーワードは私にとって懐かしいものでした。なぜなら、二〇〇八年一一月一九日、代々木総合法律事務所の林先生に引率していただき、修習を約一週間後に控えた新六二期数名と、街宣行動のお手伝いをさせていただいたのが新宿駅西口であり、目的は労働者派遣法改悪阻止だったからです。
弁護士となった今、修習前からお世話になっていた自由法曹団の先生方とともに、再び新宿駅西口で、しかも、労働者派遣法改悪阻止という、心から共感できる目的で街宣行動が出来るということが嬉しくて、川越から片道一時間半かけて参加させていただきました。
私の所属する弁護士会は埼玉弁護士会であり、しかも川越支部という支部なので、本庁のイベントや会議の他に支部独自のイベントや会議があり、埼玉のイベントや会議だけでも同じ日時に重なることは珍しくありません。もちろん、事務所のイベントや会議、任意で参加している諸団体のイベントや会議というものもあり、その合間を縫って、東京で行われるイベントや会議に参加することになるので、今回の街宣行動に参加できたことは、幸運でした。私にとって街宣行動は、大勢で楽しく行動できるイベントなので、また機会を捉えて参加したいと思っています。
事務局次長 小 林 善 亮
三月一七日、全労連、憲法会議、自由法曹団が共同して、「国会改革」、衆院比例定数削減の問題で国会要請を行いました。民主党の議員六〇人を六組で回りました。
国会開会中で、議員には会えませんでした。また、対応した秘書が若い人だった場合、「何も知りません」という様子で、「はいはい」とにこやかに聞いていただけという事も多かったです。それでも、運良く対応したのが政策秘書だったりすると、少し長めに話をするよう心がけました。政策秘書はこの問題をよく知っていました。ちょうどこの日に民主党政治改革推進本部全体会議が開かれ、この問題が議論された矢先だったことが大きかったでしょう。要請書を見せながら趣旨を説明すると、「官僚答弁禁止と言っても、別に『意見聴取会』を開くので問題ない」とか、「内閣法制局は独立委員会じゃないんだから国会に出席させなくても問題ない」、「比例定数削減は民意を集中するということ、イギリスやアメリカの例もある」などと、批判に対する勉強をしていると感じられました。
ただ、民主党の中も一枚岩ではないようです。中には「政府参考人の答弁禁止は実情がつかめなくなる」「審議が深まらなくなるので慎重に考える必要がある」と慎重な姿勢を示したり、「国会議員が官僚を追求できなくなる。法律で官僚答弁を禁止する必要はない」とこちらが言うと頷いている秘書もいました。報道だけでは分からないこういった反応が得られるのも、直接話をする要請行動の良いところ。
民主党は今国会中に国会法等の改正を目指す姿勢を変えていません。四月七日と四月二一日にも、この問題でまた要請を行うことを予定しています(いずれも午後一時一五分に衆議院議員面会所集合)。当日渡される要請書のポイントを議員に説明するだけでも立派な要請行動になりますので、若手や初心者でも大丈夫。何の心配もありません。奮ってご参加下さい。
事務局次長 佐 藤 生
三月一七日、民主党政治改革推進本部全体会議が開かれ、「国会法」・衆参議院規則改悪案について今通常国会での審議成立を目指すことが確認されました。「国会法」・衆参議院規則の改悪は、内閣法制局長官の答弁禁止・官僚の答弁禁止を主な内容としており、国会による行政監視機能の低下、具体的な事実に基づく法案審議の不能を招く危険があります。既に今通常国会冒頭から法制局長官の答弁は排除され、担当大臣が答弁に窮し国会での審議が進まないという事態が生じています。また、内閣法制局長官の答弁禁止は民主党の小沢一郎幹事長が自民党幹事長時代の湾岸戦争に自衛隊を派兵しようとしてできなかった時からの宿願であり、経済界からの強い要求でもあります。その狙いは、時々の内閣が自由に憲法解釈を行い自衛隊を海外に派兵するという事実上の憲法九条の骨抜きです。
三月二四日に予算案が参議院も通過した今、民主党は、自民党他野党からの「政治と金の問題」の解決が先決であるとの声を無視し、すぐにでもこれらの「強権的国家」と憲法九条の歯止めなき解釈改憲への策動を強行しかねない姿勢を示しています。
他方で、国会法改悪についてはマスコミをはじめ多くの国民にその危険性が十分認識されている状況とは思われません。しかし、国会法改悪は、続く比例定数削減ともあわせて、民主党による「強権的国家」と憲法九条の歯止めなき解釈改憲への策動の先鞭としての意味を持っています。
自由法曹団は、全労連・憲法会議、マスコミ三団体と共同して民主党による策動を阻止するための以下の行動を予定しています。国会法と衆参議員規則改悪の動きは四月に入ると急展開する危険があります。そのため、まず最初である四月七日の議員要請では、前回(三月一七日)よりもさらに大勢で一層大きな声での要請行動を目指します。是非、参加して、大きな反対の声を国会へ、そして日本各地へ広げましょう!
◆衆議院議員面会所集会・議員要請行動(全労連・憲法会議と共催)
四月七日(木)、四月二一日(水)
いずれも一三時一五分〜衆議院議員面会所集合
◆シンポジウム(MIC、JCJ、マスコミ九条の会と共催
「だれのため、なんのため、『国会改革』・『比例定数削減』」
日 時 四月一〇日(土)一三時三〇分〜一六時三〇分
参 加 費 五〇〇円
場 所 文京区民センター3A(地下鉄後楽園駅または春日駅からすぐ)
基調講演 「民主党の国会・政治改革のねらいと議会制民主主義」
小澤隆一氏(東京慈恵会医科大学教授)
パネリスト 坂本修氏(自由法曹団団員)
高見勝利氏(上智大学教授)
丸山重威氏(関東学院大学教授)
*詳細は団通信三月二一日号の田中隆団員の原稿をご覧下さい
◆学習決起集会 (全労連・憲法会議と共催)
国会法改悪・「国会改革」反対集会―衆院比例定数削減を許すな―
日 時 四月二一日(水)一八時三〇分〜二〇時三〇分
場 所 全教会館(エデュカス東京)七階ホール 最寄り駅:地下鉄有楽町線麹町駅・JR四谷駅
内 容 「『国会改革』の問題点―『地方議会改革』との関連で
愛知大学教授 小林武氏の講演
「国会改革」、改憲手続き法をめぐる政治の動き
赤旗政治部記者 中祖寅一氏の報告
◆自由法曹団は、四月一〇日のシンポジウムにあわせて「国会改革」と衆院比例定数削減の危険性をわかりやすく説明したブックレット「だれのため?なんのため?『国会改革』・『比例定数削減』」(学習の友社)を発刊します。是非、今後の学習会等にご活用ください。
と き 4月22日(木)午後3時〜5時半
ところ 自由法曹団本部
参加費 無料
対 談 坂本福子弁護士/亀井時子弁護士/平山知子弁護士/杉井静子弁護士
コーディネーター 千葉一美女性部部長
自由法曹団女性部は、1968年に自由法曹団の女性部会として設立されました。女性弁護士が少ないなか、様々な苦労や期待を背負いながらも独自の活動をしてきました。
また、他の女性団体と共同し、女性差別撤廃条約NGOレポートの作成や各種集会の実行委員会への参加等を通じて、女性の地位向上の運動に貢献しています。
これまでの女性部の歴史を学び、これからの新しい女性部の活動や女性弁護士の役割を考えてみませんか。
ベテランから新人の方々はもちろん、男性弁護士の参加も大歓迎です
懇親会は団本部近くの「soramame」(tel 03−5840−6727 文京区小石川1−6−1)で午後6時から。会費はお一人5000円です。
*参加申し込みは、FAX03−3357−5742(東京法律事務所 岸)まで。当日参加もOKです。
参加します お名前
連絡先・電話 ( )
懇親会の参加 する・しない